生きるの、疲れたなぁ~
数年前の私の声です。
生きる事に息切れしている感じ、、、
どうやって生きていけば良いのか、人生の迷路に迷い込んだ感覚でした。
すっごい考えました。本もたくさん読みました。どれもヒントになるのだけど、しっくりこない・・・。腑に落ちない・・・。
一つ、大きなお仕事が終わった時期でした。その数年前に病院勤務に限界を感じてフリーランスとして生活をしていましたが、起業するか、フリーランスとして仕事をスケジューリングして過ごそうか、迷っている時でした。
大きなお仕事が終わった時には、しばらくゆっくり過ごして考えようと思っていました。うつっぽくなっていたし、体中に痛みが出ていました。
休み始めてから、時間の制約がない生活でゆっくり睡眠がとれる環境なのに、眠れない・・・。
しかも、子供の頃に親から受けた厳しい対応に対する怒りの感情が湧き出て来て、どうしようもない・・・。その記憶は、解決したはずなのに・・・。なぜ?
看護学校で習った心理学の復習しているみたいだと思いながら、記憶の調整を試みますが、うまく出来ません。
親とも時々会っていましたが、会うと必ず何らかの注意をされるので記憶が整理出来ない原因になっているのかも知れないと考えて距離を取り、会わないことにしました。
でもしっくりしません。記憶は相変わらずです。
そして、諦めました。一人じゃ無理だ。助けてもらおう、と思いました。
すぐに助けてもらおうと思えないのは思い込みが影響しています。
小さい頃、母に相談すると、必ず「こんなことも知らないの?」「こんなことも解らないの?」と相談拒否の言葉を言われていました。看護師の仕事をしても、同じ対応を先輩にされることが多く、相談苦手です。何を相談すれば良いのかすら、私には難しい。まず、調べてから解らなければ相談することに私の中ではなっていて、時間がかかりすぎる。
そして、人には助けてもらえない、と思い込んでいました。それも、小さい頃に親から「頑固だから」「素直じゃないから」と言われたことが影響しています。私は助ける気持ちにならない子供なんだと思っていました。
素直に話を聴いていると「何も考えていない。馬鹿な子供」と言われます。馬鹿な子供、は傷つきます。
意見を聴かれて答えると必ず反論されます。反論されると、自分を否定されているのと同じように感じて学校でもクラス会とか、とっても苦手でした。
母は、反論するのが良いとの価値観を持っているようです。褒めないのが良いらしい。でも、子供の私は、私は褒めるところのない子供だと思っていました。
こんな感じですから、人に助けを求める行動は、とっても大変なんです。電話も苦手です。今はインターネットやメールで連絡が取れるので本当に良い環境になったと思いながら、カウンセラーさんを探しました。
共感して欲しいと思うし、根が深い(人生の根本)問題が解決できると良いな、と思いながら沢山のホームページを拝見しました。
この方なら、駄目でも会いに行きたいと思うカウンセラーさんを見つけられました。そうは思っても連絡するまでの時間は1カ月程もかかったと思います。今、思うと量子力学でいう引き寄せです。
初回のカウンセリングで私が困っていることを話し、ビリーフチェンジ(思い込み、生きる為に決めて来たこと)のお話を聴き、カウンセラーさんは安心できる方だと感じてカウンセリングに通うことにしました。その時に強く思った事が「今、やらなくちゃ‼」本当に困っていたんです。
私らしい、や私の本音をいかに閉じ込めて生きて来たのか、そりゃぁ~「疲れた~」となるのも納得です。
私は、どうしたら親に受け入れられる(親の役に立つ)人間になれるのか、と生きてきたのです。それを、看護師であれば患者さんに、スタッフに、子供に。つまり私はどこに存在するの?という状況を作り出していたことに気付きました。
気付くことってとても大切です。勉強してきたのだから、気付いている、解決してきたのだと勘違いして思い込んでました。弱音を自覚すると、力が抜けて働き続けられない感じがしていて、気合を入れ直して過ごして来ました。
カウンセリングを受けて、出来るようになったこと。
*私は私自身で私自身を癒し、守ることができることを体感できる。
*思い込み(ビリーフ)は手放して、身を軽くすることができる。
*自分の本音に気付くことができる。話すこともできるので、体が軽く感じる。
*人生に対しての違和感が減る。
*体に無理な力を入れなくて良くなるので、体の痛みが緩和される。
*怒り・悲しみなどの感情は自分を守る為に大切な感情だと体感できる。(今でも怒りを出すのは苦手です)
出来るようになったとは言え、練習中ということもあります。
例えば、即時、対応しようとする時に、まずは思い込みが出て来ます。思い込みを外す作業をしてから自分の感情を感じることを繰り返し練習すると出来るようになります。
無意識で出来ることは、多くはないかも知れません。でも今まで、閉じ込めていた感情をオープンにする事で、違和感は減り、楽になります。
カウンセリングを受けるまで、私は子供の頃の厳しい環境を人に話すことはしませんでした。話すと、今の親との関係を取りづらくなると思っていたことや、自分の事を話して友達との時間が減るのは良くないと思っていました。また、負の感情を持っている記憶を繰り返し呼び出すことが、強固な記憶になる可能性があるからです。でも、カウンセラーさんに話が出来て良かったですし、私が悪かったから怒られていたのではなかったと言ってもらえて素直に嬉しかったです。
苦しい記憶の整理をする時に、穏やかに出来ると苦しさや生きづらさとは距離を置くことが出来るかも知れません。自分の頭の中だけで、整理出来ることは少ないと思います。カウンセラーさんに私の体の外から言葉をかけてもらうことで、新たに取り込むことが出来て客観的に自分を観ることが出来るようになります。
今は、生きるのが疲れた~とは感じなくなりました。
今は、
力を抜いて ゆるやかに 楽に生きる 自分らしく生きていることを感じています。
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