神経性無食欲症

別名を思春期やせ症と言います、思春期の10歳代~青年期20歳ごろの女性に起きる病気です。

何らかの機会にやせる努力を始めて発症に繋がります。

極度のやせ、月経異常、食欲の異常が特徴です。

食欲異常は拒食による極端な食事量の減少ですが、これに伴って著しい過食(時に盗食)がみられることも多く、それに続く故意の嘔吐あるいは下剤や利尿剤などを内服して下痢や多尿を引き起こして体調不良に傾いていきます。

また、やせることに固執するが為に、強い偏食もみられ、拒食時にはカロリーの少ない野菜・海藻ジュースやこんにゃくなどを少量のみしか食べないこともある。

やせは進み、体重が30㎏よりも減ることは少なくありません。その為、低血圧、便秘、無月経なども出てきます。ただ、異常だと思っておらず、体力がないにも関わらず気づかないまま、仕事・家事・運動・学業などに普通以上に熱心に取り組みます。興奮状態は続かず、徐々に寝たきりになっていきます。


命の危機まで進行する方の多くは、知能は優れているがプライドが高い為に競争心が強く、他人と打ち解けることができず、健康な人間関係が保てないことが多いです。経済的には、比較的恵まれている人が多いですが、あまりにも偏った思考の為家族との関係が悪なことが多いです。家族であっても、理解し合えないことが多い。独自のやせに対しての執念がある為、家族の支援を嫌がり、治療を回避したり、抵抗する為、嘘もつくことから医師との関係が築けません。

何かのきっかけで思考を訂正して治癒する人は半数程度と言われています。低年齢な程、治癒する可能性が高いと言われています。

治癒できないと、衰弱して死に至ったり、脳の萎縮化、異常などにより性格にも変化をきたし社会生活が難しくひきこもる生活になることもあります。



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