大切なことは子供に教わった

こんにちは

生きづらさを手放すCARE屋 髙野 彩 です。


子どもは皆天才!

だと思っています。


そう思っていても、子育ては難しかった~

結局、親として ~ねばならない~、と

とっても肩に力が入った子育てをしていたと思います。



子育てを通して、子どもから教わったことは無条件の愛と信頼です。

子どもは、親から栄養源をもらわなくては生き延びられないのですが、栄養源とは食べる物だけれはなく、愛や信頼も栄養と同様、親からもらわないと社会で生き延びられないのです。


だから、子供は信頼できる人を信じようとします。

虐待を受けていても、親に愛情を持ち続け信じようとします。


私は、子育てをしていく中で、自分が親から感じることのできなかった信頼と愛情を子供に教えてもらいました。

「そうか、これが無条件の信頼と愛情か」

つまり、親からもらえなかったことに気付き、始めて無条件の信頼や愛情の存在を感じました。

だからと言って、子どもの天才性を伸ばす子育てが出来たかというと、そういう訳にはいかず、子どもを尊重した子育ては出来なかったと反省と共に振り返っています。


だって、子育てってとっても大変。

妊娠しても、体調が乱れまくり、私はつわりがひどく立っていることも辛くて椅子に座ってキッチン仕事をしていた事があります。自分の命を守るだけでも大変だなぁ~と思ってました。妊娠は病気ではない、なんて誰が言い出したのかしら~。

出産後も、後陣痛が出産時の陣痛以上に痛かった。授乳の度に痛むので、赤ちゃんを抱っこしていられないぐらい痛い・・・。出血も止まりづらく、いつまでも痛みやだるさを感じていました。

更に、夜泣きも含めて24時間、子どもがまとまって寝てくれない。常に寝不足でした。ずっと泣き続ける声を聴きながら、どうしたら泣き止むのか・・・と途方に暮れることもありました。結局、抱っこするしか方法がなくて、ずっと抱っこです。

二人目が生まれた後は、夜泣きはなぜか順番に泣きます。殆ど、寝られない日が数年続きました。夫は起きず、知らずで、一人不眠状態です。

抱っこはながら筋トレ、と笑えるようになったのは、子どもが歩き始めた頃でしょうか。

その上、生活が安定していれば良いですが、経済的な不安定、夫の仕事の都合での引っ越し、環境の変化、サポートのない一人子育て、などなどの対応もありました。


とっても、子どもを尊重する余裕がなかった。ついつい、子どもにも家事を手伝って欲しいと叱ることが多かったです。そうすると、手伝えば良い子、と条件を付けて子どもを見ることになってしまいます。


そのような環境の中、子どもも私も本当に良く頑張って今があると思います。




無条件って、一旦社会に出ると皆無だと思いませんか?

集団の中に存在するということは、良い集団形成に協力する人、邪魔をしない人、成績やスポーツで結果を出す人、仕事の出来る人、などなど、条件付きを考えるときりがない。


だから、家庭では無条件の存在でいられる事がとても大切だと思うのです。

男だから、女だから、お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから、妹だから、弟だから、

お手伝いをするから、気が利くから、しっかり者だから、わがままを言わないから、

家庭でもたくさんの条件付けがありますね。


ついつい、自分の経験通りに、自分が求められていたと思われる条件付けを、自分の子どもにも押し付けてしまいがちでした。


本来一番大切なことは、「あなたはあなたのままで大切な私の子ども」だと伝え続けることです。


自分の経験は、社会の変化と共に今では子どもの役には立たないことが多いと自分の意識を変えることを心がけないといけないと思います。


だから、子どもにはアドバイスは不要なんですよね。子どもの気持ちを先読みして、子どもが言っていないのに、言ってしまうのも良くないですよね。子どもが話すまで待つことが大切。

アドバイスが駄目な理由は、起こっていることの評価をしてしまい親が良いと思うことを助言するからです。そうすると、無条件ではないですよね。アドバイスの中には大抵「あなたが悪い」と子供を批判する内容が含まれることが多いからです。


解決方法は、子供が自分で見つけられるはずです。手を貸して欲しいと言われたら、大人としてサポートを始めると良いと思います。

勿論、子どもの命の危険を感じたら、その時は即時対応が必要です。危険から遠ざけ、専門家に助言を求め、よりよい解決方法を探す必要があります。この時も、主役は子どもです。親が主役に取って代わるようなことがないように、細心の注意を払う必要があります。


主役が親に代わってしまったら、後々子供から「あの時はもっとこうしたかった、親に言われたからそうした」と恨み言を言われてしまいます。親としては、最善策だと思ったのに、とがっかりする事になりますから、あくまでも子どもが主役です。


サポートは、提案をする姿勢が良いのではないかと思います。辛い時は、つい視野が狭くなりがちです。子どもなら、尚更、打開策が思いつかなかったり無理だと諦めることがあります。その時に、学校を休むことや先生やカウンセラーなどへの相談、一人ですることが難しければ親が一緒に相談に行くことができる、などを具体的に提案する。勿論、子どもの気持ちや考えを受け入れながら、ディスカッションすることが良いと思います。


子どもは、こんなことを話すと怒られる、馬鹿にされる、などと考えて自分の考えを話せないことは少なくないので、どんなことを話しても良いことを最初に伝えることも重要です。

話してくれたら、「話してくれてありがとう」とお礼を伝えると、子どもはもっと安心感を持って問題を解決できる力を養っていきます。


子供が教えてくれたこと。

無条件に子供を信頼すること。愛すること。

それは、私にも言えること。


最後までお読み頂きありがとうございます。


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